■コメント■
単色の刺繍が多い中、こちらは珍しい多色使いの刺繍。
前身頃、袖に入った細かい刺繍はすべて手作業によるもの。
[ルーマニアブラウスについて]
ルーマニアの民族衣装。フランスの画家、アンリマティスの作品「ルーマニアのブラウス」でご存知の方も多いのではないでしょうか。
ギュッと細かく寄せた首元や袖のプリーツがだすシルエット。
そして、何より目を引く袖や身頃に入った細かい刺繍模様。
クロスステッチやドロンワーク、ビーズなど、各地方や村、それぞれの家庭に伝わる刺繍の技法が余すことなく施されています。
そのどれもが職人によるものではなく、普通の村の女性の手による物なのも驚きを隠せません。
現在はこの技術を持つ人も少なくなり、祭事や礼拝などの際はその家庭に古くから伝わる衣装を着ることもある様です。
貴重なヴィンテージ・ルーマニアブラウスをこの機会にワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。
■サイズ&コンディション■
◆Brand |
| - |
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◆製造年 |
| 1950年代前後? |
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◆Size (表記) |
| -
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◆Size (実寸) |
| 身幅45cm 着丈57.5cm 裄丈76cm
※構造上おおよそ
※モデル身長158cm
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◆Color |
| ナチュラル |
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◆Material |
| 表記なし(おそらくコットン) |
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◆Condition |
| 目立たない程度のヨゴレ。
一部ステッチのトビ。
実際に使用されていた民族衣装のため、古着慣れした方にオススメです。
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